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麗しのマンションポエム
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2016年12月15日の東海テレビ「みんなのニュースOne」の中の1コーナーにおいて、I&Qに取材依頼があり、お受けすることにしました。
なんでも、特にマンション広告でよく使われる「洗練の高台に、上質がそびえる…」とか、「品格を纏いし邸…」などという、ちょっと“歯が浮く”ようなキャッチコピーが、巷では「マンションポエム」などと呼ばれて、一部に愛好家が居るとか居ないとかという、そんなお話。
実際のコーナーの構成としては、実際にマンションを販売しているデベロッパーさんへのインタビューからはじまり、その「マンションポエム」の名付け親とされるフリーライターさんの話とその「ポエムコレクション」の紹介、その後にその広告を実際に作っているわたしたちにインタビュー、といった流れでした。
インタビューを受けたときにも同じお話をしたのですが、別に「ポエム」を意識して作っているわけではなく、やはりマンションというか、住宅全般は「普通の一般的な人がする買い物の中では、最も高額なもの」であるはずなので、自然と、その広告に使う言葉やビジュアルには「高級感」や「上質らしさ」が感じられるものでなくてはいけない、と思っています。
ただ、それはあえて難しい言葉を使わないと作れないか、あるいは難しい言葉ばかりを選んで作っているのか、と言われると、決してそうではありません。わかりやすく、端的に、単純な言葉で、そのマンションの魅力を伝えることももちろんたくさんあります。
実際は、物件の特性やデベロッパーさんの特性などに応じて、取捨選択しながらってところでしょうね。
結構わたしたちもいろいろと真剣に考えながら、広告を作っているのですが、番組は、 視聴者にとってちょっと面白おかしく見せられるように構成されていたので、正直、実際のオンエアを観て、いささかムッとした気持ちにもなる内容だったのですが、そもそもこのお話は、あるデベロッパーさんから、数ある広告会社の中でもI&Qをご紹介いただいた、ということから始まっているので、それはとてもありがたいことだと思いお受けしたのです。
オンエア日が水曜日(不動産会社さんは水曜定休が多いのです)ということもあって、かなり多くのクライアントさんがオンエアを観ていたらしく、「観たよ!」とか「出てたね!びっくりしたよ!」などのお声をたくさんかけていただいたので、それはそれでとても嬉しかったです。
広告会社は、普段多くの企業やその商品・サービスなどを「世に送り出す」仕事をしていますが、そうであるからこそ逆に広告会社自体は「黒子」になることが多く、その名前が世に出ることは決して多くありません。なので、内容はどうあれ、このようにテレビなどでわたしたちの仕事が世に紹介されるということは、とても貴重な機会でした。
このような取材依頼がもしまたあれば、喜んで取材にお受けしたいな、と思っています。内容は、多少吟味したいところではありますけど、ね。